1.目的

 

我が国は、国土の10%に当たる沖積平野(河川氾濫区域)に人口の51%、資産の75%が集中しており、ひとたび洪水が発生すれば被害は深刻なものとなります。平成30年度においても、西日本を中心に全国的に広い 範囲で発生した集中豪雨(平成30年7月豪雨)により大きな被害が発生しました。

台風や豪雨による洪水被害や土砂災害被害は毎年のように発生しております

 本講座は、厳しい自然条件下にある我が国の河川事業や砂防事業の概要について学習します。また、その中でも、広く知られているようで実はよく理解されていない確率降雨と合理式の概念について実務的な観点から徹底解説し、基礎技術力の向上を目指します。

 

2.受講対象者  一級土木施工管理技士及び二級土木施工管理技士

3.研修プログラム

講座はA~Eの5講義。1時間で1ユニット数とし、合計5ユニットを開講します。

記号 講義名 時  間 内     容
A 日本の河川の現状と由良川水系河川整備計画について 1 13:00-13:50 日本の河川の現状や特徴について説明するとともに、由良川水系河川整備計画について説明する。
B 確率雨量と合理式の概念について 1 14:00-14:50 中小河川計画の基本である確率雨量や合理式の概念について実務的な立場から徹底解説する。
C 河川事業の評価について 1 15:00-15:50 河川の治水事業や環境整備事業などの評価(投資効果B/C)について説明する。
D 砂防事業について 1 16:00-16:50 砂防関係・地すべり対策事業関係・急傾斜地崩壊対策事業の概要等について説明する。
E 防災・減災情報について 1 17:00-17:50 浸水想定区域図やハザードマップ及び河川の水位情報などについて紹介する。
  合計 5  



4.講師
    技術士  松本 清

5.実施日   2019年9月28日(土) 13:00~18:00

6.会場   志摩機械株式会社 教習所(京都府舞鶴市上福井117

7.学習プラグラム番号  535481

8.本人確認・受講証明書
    本人確認のためCPDS技術者証等をご持参ください。講習会終了後、受講証明書を発行します(学習履歴の申請は受講者が行ってください)。

9.主催者
  水嶋CG安全衛生協力会

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