1.目的

建設業の就業者は減少を続けており、今後も現場の労働力が減少傾向であることを考えれば、建設現場の生産性向上は、避けることのできない課題であります。
 本講座では、施工生産性を向上し、工事の成果(利益、顧客満足、成績等)を創出する考え方・取組み方について、現場作業のムダ、原価管理及びコストダウン、現場コミュニケーション、5Sの実践等のキーポイントについて学習します。また、生産性向上に資するNETIS等新技術・新工法・新資機材の実践事例についても紹介します。

.受講対象者  一級土木施工管理技士及び二級土木施工管理技士

3.研修プログラム

講座はA~Eの5講義とする。1時間で1ユニット数とし、合計5時間(5ユニット)開講する。

記号 講義名 時  間 内     容
A 施工生産性の理解と、作業におけるムダのとらえ方 1
13:00 – 13:50
施工生産性向上(機械、労働、材料)の理解、とらえ方、作業のムダのとらえ方などについ概説する。
B 原価管理と生産性 1
14:00 – 14:50
過去の原価管理、これからの原価管理の考え方、コストダウンの要点などを説明する。
C 現場の環境づくり、コミュニケーションと5S 1
15:00 – 15:50
ソフト面及びハード面からの作業現場の環境づくりと運営についての重要性を解説する。
D 生産性向上に資する新技術、工法、機材の研究(1) 1
16:00 – 16:50
NETISについての基本的な理解、創意工夫、新技術開発導入の視点について概説する。型枠工、仮設工における新技術・新工法・新資機材の事例を紹介する。
E 生産性向上に資する新技術、工法、機材の研究(2) 1
17:00 – 17:50
舗装工/道路維持補修/付属施設における新技術・新工法・新資機材の事例を紹介する。
合計 5

4.講師   (有)えん総合研究所 代表取締役 長谷 利男氏

5.実施日  2017年9月9日(土曜日) 13:00~18:00

6.会場   京都府舞鶴自動車学校 講堂(京都府舞鶴市字上安688)

7.学習プラグラム番号  425371

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